息子は4月から焼き肉屋さんでアルバイトをしています。
初めての社会経験。シフトを調整したり、スタッフを覚えたり、出勤や勤務の流れを覚えたり、仕事を覚えるだけでなく初めての経験が多く・・・。大変だと思う。
でも、私の想像通りではあるけれど、「学校」という枠の中にいるよりも、自分を認めてもらえる「社会」のほうが好きなようで、この3か月、楽しそうに頑張っていました。
そんなある時「そういえば店長辞めちゃうんだって」と。
店長がいなくなる前に食べに行きたい。僕は塾と学校がない日はほとんどバイトだから、この日しかないんだけど。と。
というわけで食事に行くことになったのですが、その日も息子は急遽シフトに入ることになりました。
おかげで、息子が楽しそうに、でも一生懸命に働いてる姿も見られて、息子の作った料理も食べられて、店長さんやほかのスタッフとも話ができて、すっっっごくうれしかったんです。シフトを上がってから合流して、一緒に食事している間も、スタッフとやり取りしていて、終始笑顔で。元夫も、いろいろあったけれど、今は充実して過ごせている姿を見られて本当に良かった。と。
ーその日の夜のこと。
娘が深夜こそっと私のところに来て「ねぇ、かなり大泣きしてるけど、大丈夫かな」と。
この日、元夫からも、私からも成長を喜んでいることをいっぱい伝えたから?店長さんがいなくなっちゃうから?と心配ではあったのですが・・・。
「大丈夫?明日は学校だから早く寝なよ」と声をかけたら、「うん。もう寝るから大丈夫。朝もちゃんと起きるよ」と和やかな返答があったので、あまり追及はしないでいました。
そして迎えた店長さんの最終日。
この日も、息子のシフト上がりに家族で食事をして、最後に息子から送別品を渡したいと。一緒に働きたいし、でも、ちゃんと話す時間も欲しいんだね。と了解しました。
(まぁ、そんなわけで、割とまめに焼肉屋さんに行ったので、胃は重いのだけれど)
最後に、ご挨拶して、プレゼント渡してハグして、写真撮って・・・・
ずっと照れ笑いしていました。
が、帰宅後。
お風呂にこもって、大号泣。
あぁ、先日のも、店長さんがいなくなってしまうことで泣いてたんだ。
と、切なくて、娘と二人もらい泣きしちゃいました。そして、同時に息子の感受性の高さに驚きました。娘も、バイト先の店長が変わったことがあるのですが「あぁ、そうなんだぁ。残念だなぁ」くらいだったそうで、息子と店長さんの関係性がうらやましかったみたいです。
社会経験が全くない高校1年生。しかも、高校の入学式前からの指導をしてもらって、店長さん曰く「厳しいこともたくさん言ったけど、今の子には珍しくメンタル強い」というくらいだから、愛情を持った厳しさで教えてくれたのでしょう。
店長さんのお人柄の良さは、十分わかっているけれど、その出会いと別れを自分の中で大切なものにできたことは、息子の中の受け止め方だったのだと思う。
大切な存在の人との別れがさみしくて、悲しくての涙なのですが、息子の態度からも、「いい涙」なんだろうなと思いました。
店長さんへの感謝の気持ち、大切だと思う気持ちをまっすぐに見つめた結果の涙。
芯の通ったやさしさのある子に育ったなぁと、親ばかかもしれませんが、感動しました。
今年、なんだか、息子の成長に感動しっぱなしです。