吾唯足知☆シングルママの小さな幸せ☆

40歳で人生の転機を迎えたゆってぃの日々の出来事と心の成長の記録です

まさかの一時保護・・・

2024年最初の記事が、この内容・・・

急な展開で、なかなか落ち着かない。

 

まず、昨年の秋からの息子の様子は、

学校は行ったり行かなかったりですが、塾は頑張っており、英検も次の級を受けることに前向き。学校の定期テストも受ける状態でした。

・・でも、11月くらいから、だんだんと前向きな姿勢が崩れてはいて、たまに無気力になっていました。

それでも、そこまでの大きな問題はあまりなく、法事やクリスマスやお正月も無事に過ごし、新学期入ってすぐは、英検も受けました。

 

たぶん、諸々考えると・・・・

これまでずっと、息子優先だったのですが、娘が受験生となり、10月後半からは学校や塾の面談、模試や検定の送迎、個別相談会、学校への提出資料、出願・・と、私の時間が取られ、話も受験の話題が多くなって、息子としては疎外感や寂しさを感じたのかな。塾でも、受験生優先だったり、空気感がピリピリしていたり、というのはあると思う。

 

そんなこんなで、ある日、急に不満が爆発したのか、暴れたのです。

といっても、本人的には壁を殴っただけで壊してない。と思ったのでしょう。

そんなに大事ではないのですが、壁を殴らない、けらない。という約束を守らなかったので、警察に通報。その後、そのまま児童相談所の一時保護に行くことになりました。

 

これまで、息子の対応で行き詰ったときに何度も悩んだ児相の一時保護。

もともと息子の問題行動の大きなものは、私への甘えなので、親子間で少し距離を置く事が有効だとは思っていたけれど、警察や病院の医師とも相談し、

「一時保護って預かり施設なわけではないから、家に戻したいと思ってもできない」「非行で保護されている子もいるから、一時保護で接点ができてしまうかも」

「子供の気持ちとして親に見捨てられたと思うと、修復できない溝ができてしまうかも」

「集団生活、かつ、トラブルを抱えた子供たちなので細かいルールが多い」

等々、リスクもあるので、一時保護に連れて行ってもらう場合は、親としても覚悟が必要で、最終的に「子供を手放せない」と思って、警察から家に戻していました。

 

今回は、娘の受験までの1ヵ月は、娘に負担をかけたくない。

という事と、警察の方が家に来てくれた時、すでに暴れてはいなかったものの、警察が何を言おうとイヤホンを外さず、端末に向けた目を離さない。という反省の気持ちがない態度と、何回かの経験則から「脅しなだけ」と甘い認識だった様子なので、私も決断をしました。

 

警察からそのまま児童相談所にいくので、着の身着のままです。

私物は何も持っていけません。

スマホ、持ってたけど、多分警察車両の中で電源は切って預けてあるのでしょう。

 

最初は心配で心配で仕方がなかったけど、保護所での息子の様子は児童相談所の担当の福祉士さんから伺うことができて、電話のたびに、いつもの息子に戻っているのが分かって、安心とともに、改善するのかな?と疑わしい気持ちも少し芽生えました。

児童相談所の一時保護施設って、なかなか情報がないので、親としては不安でしかないけれど。今回の親としての目線から、そんなに悪くないと思いました。

 

まず、児童相談所の施設ではあるのですが、場所は非公開です。

都内に何カ所かあるようですが、どのあたりなのかも何人いるかとかも教えてはもらえません。面会は退所する前にはできるみたいですが、会いたいからと会えるわけではありません。電話もできません。手紙は可能ですが、中身はチェックされます。

私物の持ち込みはできません。生活用品から下着、衣類もすべて支給、貸与です。

息子の希望で、眼鏡と学習教材、常時服用している薬は差し入れ可能でした。

最初の数日は個室でしたが、その後は4人部屋だそうですが、基本的には個人情報(フルネームや住所や学校名)を話してはいけない。とのことで、会話禁止ではないけれど、おしゃべりはあまりできないみたいです。

漫画、オセロ、将棋、テレビ等はあるそうです。

お風呂も交代で入るので、待ち時間があったりもする。

学習時間や運動の時間はあるけれどわりと短く、睡眠時間が10時間もある。

入所期間は2か月。これは厚労省で決められているので、状況によって早くなったりはあっても、基本的には2か月入るものと思われます。

 

最初、ネットで調べたことは大体合っていましたし、担当の福祉士さんから伺ったイメージが完全に「刑務所」でした。手紙もチェックされる、とか、下着や歯ブラシも支給とか・・・。

私は、これまで2年間お世話になっている福祉士さんと心理士さんがいてくださっているので、最初からその方に信頼してすべてをお願いできるけれど、接点がなかったら、児童相談所の方がどんな人柄かわからず、不安感があったかもしれません。

でも、条件を見ると「刑務所」みたいな印象であっても、施設担当者の方は非行や虐待被害や発達障害等のトラブルを抱えた子供たちをたくさんみてきているので、対応には慣れているので、正直、学校の先生よりも安心してお任せできるのではないかと思います。

 

入所して約2週間の息子の意見は、保護所の生活に慣れてきた。集団生活は思ったよりも良い。食事は美味しくはないけど(家のご飯の方がいいけど)大丈夫。勉強時間が短くて学校よりも良いけど、学習に偏りが出そうで不安。

 

とのことで、それなりにちゃんと過ごしている様子。

お手紙を出すことはできるので、この2か月の間に自分の事を振り返ってもらい、前向きに考えるように伝えました。

そして、勉強時間の短さと偏りを気にしているようなので、塾のテキストと、ちょうどよいタイミングなので、学校に通わない間に、理科社会の中学校総まとめテキストをやってもらおうかと差し入れしました。

 

 

 

 

 

 

若さは強い!ね。

新学期に入って1ヶ月になります。

 

その後、息子は登校してたまに休んでの状態です。

学ぶこと事態は嫌いではなく、私が何も言わなくても、自ら勉強しています。

 

が、決定的にダメなのが、学校行事。

1学期は宿泊行事に運動会、プールでしたが、

2学期は職業体験に、合唱の発表会。

 

集団行動を学ぶため、といいつつも軍隊のように右へ習え。職業体験に至っては、区の施設での体験なのですが、「気を遣いすぎるくらい気を遣ってください」とのお話があり、やることがないときには「何かありますか?」「お手伝いしましょうか?」と声掛けをする指示が出ました。

中学生の職場体験でムダに「何かありますか?」といわれたら、その方が仕事の邪魔になるわけで、指導する側からみたら、少しまっててね、と言いたくなりますけどね。。。。

 

働く意義や世の中の役に立つ実感を、等といいつつ、

中学生ではアルバイトはできないし、高校でもアルバイトが禁止されていたり、世の中の矛盾を感じます。

 

そんなわけで、息子が登校できない時は充分に理解できるし、塾に関しては増やして欲しいとの発言もあり、彼の人生において、後ろ向きではないことは確かで、その意味で順調ではあるのかな。

 

基本的に何でも自宅付近で済ませる私は、

あまりお洒落なカフェに行くこともないのですが。。。

たまたま、息子の英検の待ち時間に入ったカフェが可愛くて、気分が女子になりました♪


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コーヒーを豆からひいて、丁寧にドリップしてくれるのも嬉しい♪



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そうそう、副業として働いているイタリアンでは、他のアルバイトはみんな大学生なのですが、この前飲み会がありました。

20~22歳の子達、特に女子はエネルギーがすごいなぁと、やはり、眩しくなります。

羨ましい、とはちょっと違う、なんと表現すればいいのかな、この年の摺れた感覚を与えずにまっすぐな気持ちを大切にしてあげたくなる感じ。傷付かないで欲しい気持ち。

 

若さって、それだけでもかなりの強さだと思う。

うちの娘と息子も、20歳くらいになった時、そのキラキラした時間を目一杯楽しんで欲しいなぁ。と若い子たちをみてすごく思いました。

 

 

新学期と発達障害の医師の重要性

 

夏休み前はキレイな一日おき登校だった息子。

 

新学期始まって5日間登校しました。

それどころか、塾も行き、塾と学校の宿題、さらには英検の自主学習までしています。

朝起こしても、ふてくされたりしないし、昼間活動している分、夜は眠くなるようで早めに就寝。

順調すぎて。。。いつまで持つのか怖いです。

 

思い返せば、1年前の夏休み明けから、ほとんど学校に通えなくなりました。

夏休みの宿題も一部やったものの提出せず。

ゲームばかりでも学校に行かなくてもいいから、食事はする。夜は寝る。塾は行く。

習い事もする。というつもりで過ごした半年。

会社にきてもらって一緒にお昼を食べたり。塾に間に合わなくなるからと、家で寝ている息子を起こしに自転車で爆走したり・・・・。

 

不登校が治ったって、どのタイミングでいうのでしょう?

半年の不登校期間を経た後、1ヵ月はきちんと登校出来て、その後は一日おき登校。

夏休みを超えて、完全に登校できるものなのか、それともまた一日おき登校に戻るのか・・・。先はまだ見えません。

 

もちろん、登校しようがしまいが、息子の良いところも悪いところも、成長したところも全部受け止めていて、学生時代の不登校が人生の成功失敗を左右するとは思っていない。けれども、やはり、高校選びには頭を悩ませます。

 

「普通」の学校がいいという息子。

でも、全日制のいわゆる「普通の」学校に行ってしまえば、欠席続きだと休学や退学になってしまうわけで、無理なく通える定時制や通信などのサポート校とかを選びたいと思っているのですが・・・・。

本人が納得していないのに、通信に決めるわけも行かず。

せめて学校見学に一緒に行ってくれたらいいのですが、まだまだそんな気はないみたいで・・・。

 

まぁひとまずは通信制定時制の高校もいくつかピックアップしているので、息子のいう「普通の」高校が受けられなかった場合には、そちらを検討しようかな、とは思っていますが。

 

悩みはしますが、なんとなく気持ちが軽いです。

小学校の担任、校長先生から毎日のようにお電話をいただき、いつ呼び出されるかひやひやだった3年前。

登校はするものの、毎日遅刻で、家庭内でも反発が強く、トラブルが多かった2年前。

学校、塾、旅行などの予定があっても、深夜までゲームばかりして起きなくてバトルしたり、家の壁を殴ったりけったりして、結果不登校になった1年前。

息子の不登校やふてくされに、私が巻き込まれないようにしようと気を付けてはいたけれども、やはりストレスだったみたいですね。

ヨガに行ったり、副業をしてみたり、いろいろと対処をしてみたけれど、ストレスの原因があると、対処ではなかなか改善はできないみたいで、今は、その原因が少し小さくなったので心が軽いのだと思います。

 

今年の6月くらいに息子の通う児童精神科の先生に言われました。

「昨年、5月後半くらいから学校に行ったり行かなかったりで、いまも同じ時期で同じような登校状況だけど、『同じ』じゃないですからね。彼自身の心の成長も感じ方の違いもあるし、薬もあるから去年とは違います。疲れて休んでしまうことがあっても、『昨年もこの時期からいけなくなったから今年もそうなるかも』という風に考えないでくださいね」

 

まさに、これだなぁ、と思っていて。

割とマイナスな出来事に多いけれど、去年の今頃はこうだったな。

って思うときって、大体「また今年も・・」の気持ちがどこかにあるんですよね。

でも、毎年同じ時期が巡ってきても、人は成長するし、経験の積み重ねで感じ方も変わるし、「同じ」じゃないんですよね。

 

これまで、警察の生活安全課、少年係、区のカウンセラーさん、児童相談所の福祉士さん、児童心理士さん、学校に来ているソーシャルワーカーさん、と、いろんな方にお世話になってきて、どの方もみんな良い方で相談はできるけれども、息子の心を理解して対応するのは私で、私が息子と社会の橋渡しで、結果負担は私でした。

児童精神科の先生は医師なので、対応としては、息子の様子を聞き、何が問題になっているかを分析し、その分析した問題行動を抑えるための薬を処方する。

私は息子の気持ちを理解しているので、先生の質問に対し答えが分からない時に「こういっていたから、それってこういうことなんじゃないの?」とフォローはしますが、

そこから先生は汲み取ってくれて、じゃあ問題はこういうとこなんだね。と息子に確認してくれて、薬の量などを調整してくれます。

 

そのような流れなので、私の負担が少ないのと、先生がフォローしてくださる上記のような言葉が、とても響くのです。

 

発達障害って、本人がつらいだろうから早めに病院を受診して、って言われることが多いけれど、息子の場合は本人はあまりつらいと思うことはなく自己否定することもなく、診断名があっても支援クラスに行くことは本人も望まなかったし、程度から考えていけなかったでしょう。

私としても、息子の認識と社会の認識の溝を埋める作業が大事で、診断名が大事じゃないと思っていました。思春期前までは息子の素直な気持ちがきけていたし、私の(社会側の)話も聞いてくれていたので、それもできたけれど、だんだん思春期特有のイライラや反発心で会話をしなくなってきて・・。私に話をしなければ自分と社会の溝を埋める作業ができなくて、の悪循環でした。

 

今通っている病院の先生は、今、心のバランスを保つために薬を出すけど、ずっと飲み続けるものじゃない。病気なのではなく、いろいろな要因で今は歯車がうまくかみ合わないから、その要因を軽くするために薬を飲んでね。といいます。

きっとその説明の仕方も、うちの現状にぴたりとはまったのだと思います。

 

発達障害の傾向がある子。

思春期。

コロナ禍。

環境の変化。

そんな複雑な状態を脱するためには、医師や薬の力を頼るのも重要ですね。

 

いや、でも、たぶんですが、今通っている児童精神科の先生が、かなり息子に合っているからなんだと思います。

私の人生もそうでしたが、息子も人生でたくさん良い出会いに恵まれそうな気がします。人との良い出会いって、一時だけの接点であっても人生を左右するくらい本当に大事だからね。

 

 

 

 

夏のわずかな楽しみ♪

その後、

息子の状態は相変わらず一日置き登校ではありましたが、定期テストも受け、どうにか夏休みに突入しました。

 

今年の夏休みは、娘の塾が月曜日から土曜日までフルで入っていて、日曜日は高校の見学や模試で、なかなかお出かけができない日々で、気晴らしに外食をしようと思っても、塾のクラスの後に自主学習で残っているそうで、帰宅が毎日のように20時を過ぎていました。

 

なので、夏休みらしいこともなかなかできず、お出かけもできずに、先週、ようやく家族でお出かけができました。

 


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といっても、都内の近場です。



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高輪のザ・プリンスさくらタワーです。

学校でプールの授業を受けない息子が、水に対する怖さを持たないように、なんとか息子がプールを楽しめるようにしたいと思ったことと、塾ばかりの娘も海かプールにつれていってあげたいけど、レジャープールは混みすぎていて遊べないということで、ゆっくりできるお外のプールがあるホテルを探しました。

 

こちらは、

ランドプリンス新高輪

ランドプリンス高輪

さくらタワー

とあり、3つのホテルを囲うように庭園やプールがあり、近くの品川プリンスの中のアクアパークの水族館も割引。雨ならボーリングや映画にも行ける。

という便利さ。

 

一昨年は新高輪、昨年は東京ドームホテルでしたので、高輪の方が良いと思って戻ってきた感じです。

一昨年の新高輪の経験から、ホテルの客室にもレストランにもあまり期待せずにいましたが。。。


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モーニングもランチもティータイムもディナーもやっているイタリアンは、中途半端な時間に行ってもピザパスタ、サンドイッチ、そしてアルコールがあり、味もサービスも満足でした!!

 

チェックインしたのち、少し休憩して水族館に行こうと思ったら、子供たちがなにか食べたいというので、ケーキかなぁ。。と入ったのですが、サービスマンさんの素敵な笑顔と対応の良さとメニューに惹かれて、マルゲリータBLTサンドを。


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私は、スパークリングを♪

 

軽く食べたのちに、お庭とホテルを突っ切って水族館に向かいます。


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お庭もね、いい雰囲気です♪

帰りは夜で、ライトアップされていて、それも素敵でした。

 

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都内の高級ホテルに泊まった満足感ではなく、旅行の気分になれる満足感ですね。


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アクアパークは、イルカのショーで海水をめちゃくちゃ浴びるのが定番。頭からバケツの水を被るくらいとアナウンスが入りますが、上からではなく正面からくるので、レインポンチョを着ていても濡れます。。。


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今回はお泊まりなので濡れてもいいと、ポンチョなしでと思いましたが、ギリギリで怖じ気づき購入。

結果、買って良かったです。。。

でも、いつ来るかドキドキなので、写真が取れず、プールの為の防水ケース、持ってきたらよかったなぁ。

 

こじんまりとしていますが、「映え」を意識した都会的水族館ですが、帰りのお土産のコーナーで、見つめあってしまった子がいて。。。。


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迷いに迷いましたが、おうちにお迎えしました。もう、愛らしくて、息子も娘もお気に入りです。誰が一緒に寝るか、と毎日相談しています。

 

夕食はへんな時間に食べてしまったピザとサンドイッチの為、お店に入って食べるほどではなく。。。。

新高輪の地下にあるコンビニで、少し買い込んでお部屋で食事、というかおつまみ、を。

 

子供たちも、もうそこそこの年齢なので、お出かけの時は3度の食事を崩しても問題ないかな、と。

 

 

翌日はいよいよ、プールへ!!


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プール宿泊プランでの予約なのですが、

プール利用は10-17時。チェックアウは12時なのです。

私たちは更衣室に不安を感じる息子の為にホテルのプールを選択したわけで、チェックアウトも18時までに延長することにしました。

 

そして、プールのデイベットとパラソルも別料金なのですって。。。2年前と違い割高感が否めません。。。

プラスチックの椅子のみ無料でしたが、長めに遊ぶ予定ですし、デイベットとパラソルを借りました。


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スライダーなど何もない普通のプールですが、来て良かった。ふたりで楽しそう。


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お天気も暑すぎず、時々雲がかかるので、一日外にいても負担なく過ごせます。


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プールサイドスナックは種類は少ないけど、味は美味しかったです。アルコールもあったので、できれば、ミックスナッツとかあったらよかったのになぁ。

 

レジャープールに行くよりもずっと高いけど、でも比例して満足度も高いです。

というか、この快適さを感じてしまうと、レジャープールの激混みの中に戻れないですね。。。

 

今後はレジャープールは子供同士で行ってもらおう。

 

この夏は、楽しめるのはこのホテルのプールくらい。

明日からは祖母の新盆の為、実家に行きます。

受験生だから仕方ないよね。せめて、お盆休みの間くらい、ゆっくりしてもらいたいな。

 

 

 

 

 

 

宿泊行事のその後

息子氏、宿泊行事に参加してきました!

正直、良かったぁ~~~!の気持ちは大きかったのですが。

息子としては「もうやだ、行きたくない。来年の修学旅行はいかない」らしいし、宿泊行事終了後は欠席続きなので複雑な思いです。。。

 

本人が行くことを決めた大きな理由は宿泊部屋のメンバー割。

部屋割は子供たちで決めるらしいのですが、先生から「行けない、行きたくない思いを抱えている人の事も考えて決めてください」というお話があったそうで、息子に対しものすごい配慮された部屋割だったのだそう。

「自分の為にこんな部屋割にしてくれたら、行かないなんてできないよ」と自ら判断しました。

 

帰ってから、先生に伺いましたが、

不貞腐れたり、一人別行動をすることはまったくなく、かなり頑張っていました。

他の子たちも帰りはぐったりするくらい疲れていたので、うちの息子としては普通に過ごすこと=多大な頑張りだったみたいです。

班行動の班がイヤだと言っていましたが、その班の中にとても気遣ってくれる男の子がいるそうで、何かと息子を呼び込んでくれているのだそう。わりと、自分への気遣いに対して答えたい思いのある息子なので、ちょっと頑張りすぎたかな・・・。

 

また、宿泊のお風呂問題ですが、

娘は「時間と広さが合わないことがイヤ」と。

入浴時間30分で40人が入るため、シャワーまち。体を洗わないとなんとなく湯船に入れない同調圧力

あと、好きな友達となら全然いいけど、普通のクラスメートや、ひとりだけいる陰口ばかりいう子と一緒なのはイヤ。なのだそう。

でも、最初から決められていることだから、いやでも意見できるものだと思っていないと。

 

そして実際に、宗教上の問題や身体的な問題などで大浴場に入れない子たちもいることはいて、その子たちは「特別な事情がある生徒」として、個別にお部屋のお風呂を使うのだそう。

 

それは、娘の話なので、学校にいらしているソーシャルワーカーさんに聞いてみました。宗教上の問題、身体的問題、精神的問題などで、宿泊行事の大浴場での入浴がイヤだ、それがあるから宿泊行事に参加しない。という問題はないのか?と。

基本的には、娘と同じ子が多いみたいで・・・「イヤだ、けど、従わなきゃいけないから、行く」。そして、確かにそれが理由で行きたくない、という相談も受けたことはある。

 

もちろん、イヤなことをやらなくていいという教育をしてほしいわけではなく、

入浴というセンシティブなものに関しては、先生方からの一方的な取り決めではなくてもう少し子供たちの思春期の心や身体、個々の事情に寄り添っても良いのではないか?と。

 

すると、ソーシャルワーカーさんから、学校に聞いてみます。

とのことで、その後先生から電話をもらいました。

「おっしゃることは、本当にごもっともです」と。

「ただ、区の方からこの宿を使用するように決められていることと、すでにお部屋も(シャワーがない大部屋で)決まっているので、今年は変更できないので、来年の宿泊からはそのような事を考慮します」「なので、今年も例年通り、特別な事情がある生徒は、申し出てもらってシャワーのあるお部屋を使ってもらいます」と。

 

学校、というか、担任の先生としては精一杯のことだと思います。

が、気になったのは「区から宿が指定されている」点。

補助が出るから仕方ないとは思うけれど、この点に宿が改善しない理由があると思うのですけどね・・・。

 

そんなわけで、息子の宿泊行事は参加できましたが、帰宅後欠席続きなので、本当に参加したことが良かったのか・・・。親として期待したのは、宿泊行事を通じて友達と仲良くなれればそれをきっかけに学校に行くかも、と思ったのですが、そんなことはないようで・・・。なかなか難しい。

 

今、これを書いていて思いましたが、

この週末、娘が修学旅行だったので息子と二人きりだったのですが、とても順調に生活できていて・・・でもまぁ、甘えすぎだったのですが、そうしないと充電できないのかも、ですね。Netflixを見るのも一緒にと言ってきたり、1日目は同じ布団で寝てみたり、ホームセンターでほしいものがあると手を引いて行ったり・・。逆に甘えというよりも優しさなのか、自転車でサイクリングしていて、こっちの自転車の方が漕ぎやすいからと変わってくれたり、ご飯の後に手伝いを申し出てくれたり。

甘えもやさしさも、頑張りの裏返しなのかも。


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星空を見に行くat奥日光

GWを間近に控えた週末、奥日光旅行に行きました。

 

今年度娘が受験生なので、受験がんばれ!として娘の大好きな星空を見に連れていってあげたかったのです。

 

3月の新月近くの週末はお彼岸が近く実家に。

5月の新月近くの週末は学校行事。

6月は梅雨。

星は寒い方がきれいに見える。

 

という諸々の理由でこの4月の新月近い週末に予定しました。

 

場所の候補に上がったのは3つ。

1.長野県阿智村

2.沖縄県離島

3.奥日光

 

阿智村は良かったのですが満足のいくお宿だとなかなか空きがなく、妥協した宿だと万が一天候が悪かったら残念どころではなく後悔してしまう。

沖縄離島は1泊2日では結構厳しい。

その点、奥日光には20年にオープンしたばかりのリッツ・カールトン日光があり、さらにはアクティビティに星空観察ツアーがあったのです!

 

星空も見られる、温泉にも入れる、高級ホテルのサービスも受けられる。と最高の選択です。

万が一天気が悪くても、ホテル内で居心地良く過ごせるのが一番!

 

東京から電車で1時間半程、そこからバスで40分程の道のりです。ちょうどお昼の電車にして車中でのお弁当というのも旅っぽくて良い♪

 


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あ、私はビールとやきとりっていう。。。ね。

特急リバティけごんだったのですが、途中で日光行きと会津行きの連結の切り離しがあって、なかなか見る機会がないので、とても新鮮!


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東武日光駅は、やはり観光地。

お土産屋さんがいくつもあり、時間潰しによったはちみつ屋さんでアイスを♪


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私たちの目的地はいろは坂を登った中禅寺湖なのですが、東照宮に行くバスは混んでいて次のバスに、なんてアナウンスされていましたが、奥日光に行くバスはがらがら。。。

紅葉の時期でなければ、なかなか足を伸ばさないのでしょうか。

 

天気がよく、まったく混雑していないので、バスの乗車時間は苦にならず、「いろはに...」とカーブの数を数えながら楽しみながらの道中でした。

いろは坂のカーブ、あれ?「ね」くらいまでしかない??と思ったら、帰りに気付きましたが、下りのカーブに続いているのですね。最後は「ん」で終わる48カーブなんです。


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バス停は「リッツ・カールトン前」で、本当に目の前に停まります。車のないうちにとっては、本当にありがたい。

宿の送迎バスがあってほしいところだけれど、ピーク時のいろは坂は40分の道のりが2時間半もかかってしまうそうで、環境問題的にも渋滞を減らすためにも、送迎ではなく公共機関がよいのでしょう。


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チェックインには早い到着でしたが、エントランスで名前を伝えるとスムーズにライブラリーに案内してくださり、栃木の柚子を使った柚子ソーダとリンゴジュースのウェルカムドリンクをいただきました。

 

そのまま、中禅寺湖を眺められるスペースでチェックイン手続きをしてくださり、その日の食事予約、アクティビティ予約、翌日の朝食の確認がありました。

朝食はお部屋からの眺めが素晴らしい点と、家族の顔ぶれからもインルームをおすすめいただきました。少々息子に不安があったので、インルームで良かったのですが、のちにこれがまた最高の選択だったと思いました。

 

お部屋の準備が整うまでゆっくりおくつろぎください。とのことで、ライブラリー、ラウンジと居心地は良いので中禅寺湖を眺めながらまったりするのも良いかな、とも思ったのですが、せっかくここまで来たので、華厳の滝に行ってみました。

 


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華厳の滝は私自身は、たぶん4回目くらいだと思うけれど。。。

滝っていいですよね。空気が澄んでいる。

風が冷たく強くて、寒かったけど、お天気はよくて気持ちよかったです。

観瀑台は少し離れたところからと、エレベーターに乗って正面から見る場所がありますが、どちらから見ても、なんとなく水量が少なかったような・・・。

水量が多いとすごい迫力だろうなと。

 

帰りはお土産を見ながら、中禅寺湖まで行ってからホテルに戻ってきました。

お土産はねぇ。。。。男子小中学生あるあるの「木刀買いたい」と二人とも言い出しまして。。。。

わりと真剣に止めましたが、見ていて思ったのは、お土産に良いものがないんですね。

「○○織で作ったキーリング」とか「○○焼きのおしゃれなコーヒーカップ」とか、伝統的なもので作った素敵なものを求めるけれど、ザ定番の物しかなく、思い出に残るものがあまりないので、木刀にはしっちゃうんだろうなぁ。

来月の修学旅行と宿泊研修が不安・・・。

 

そして、お部屋がね、今回、本当に最高に良かった!!!

 

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バルコニーから正面に中禅寺湖

 

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右側に男体山


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広いリビングスペースと、縁側テラス

写真左側がお部屋のエントランスですが、段差がなく、広さもあり、インルーム用のワゴンが余裕でおけます。

ホテルと旅館の良いところをミックスしていて、エントランスで靴を脱いでスリッパに履き替えるのですが、リビングに入らずにクローゼットにつながる動線もあります。

 

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感動したのは、デイベッドの縁側テラススペースとシャワールーム、その前の洗面スペースが床暖になっていたこと。しかも季節で自動的になっているみたいで、スイッチなんて見当たらないけれど、ほのかに暖かい程度でとても快適なこと。

そして、クローゼットとトイレがふたつあったこと。

そして、日光のリッツは初めてだったのに、わがままをきいてくださったこと。

 

館内も一部レストラン以外は浴衣と下駄で過ごせるそうです。

(ただし、浴衣は白地であり生地が薄く透けてしまうので、実際には温泉に行くときとお部屋でしか着ませんでしたが)


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沖縄のリッツと同様にスパ棟は別になっていて外回廊を通るのですが、寒いけれど、良い雰囲気。

 

大浴場は、露天が天然の温泉で内湯が加水なのだそう。露天は硫黄が強く、私と娘は少ししか入れませんでした。が、それでも、身体にしっかりと硫黄の残り香がつきました。

かなり良い泉質なのでしょうけれど、私たち家族にとっては下田の温泉のほうがあっているみたいです。

 

今回、星空ツアーが'20時からでしたので、早めの17時からレイクハウスに食事の予約を入れていました。

3人とも少食の私たちはコースは食べきれないので、アラカルトで。


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レイクハウスも、外回廊を渡って行きます。

いつもは面倒に感じる移動も、雰囲気がいいと億劫にならないですね。

リッツに着いた時から思いましたが、結構宿泊客はいます。が、チェックインもレストランも、お風呂の中も、そしてエレベーターも、他の方との距離がとても程良く空いていて、他者がまったく気にならないです。

エレベーターで他の方と乗り合わせることはなかったし、スパの回廊ですれ違うのも一組程度。レイクハウスへの回廊は行きも帰りも誰とも会わず、むしろスタッフがいらっしゃって扉を開けてくれました。

唯一、人との距離が近いと感じたのは温泉のロッカールームくらいです。

 

この「人と会わない」「他者との距離がある」ということが移動が億劫にならない理由だろうな、と思います。

 


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お料理はどれも美味しかったです♪

 

でも、なによりも素敵だったのは、夕暮れ。

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多分、お部屋からも素敵な眺めだったのかなと思いますが、食事を頂きながら雄大な山と湖に沈んでいく夕日を眺められるのは。。。最高です。これ、きっとプロポーズの場所としてものすっごい最高でしょう!!

 

まぁ、離婚してしまった私には、今さら夢のようなプロポーズも、夢のような結婚生活もないし、望むこともないのですが、男性の方にはぜひ彼女にやってあげてほしいと思ってしまう。

 

さてさて、食後は一度部屋に戻りお腹を休めていると、空にはきれいな三日月が。


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この空なら、星も見えるかな、と、がっつりと厚着をして、いざ出発!!

ホテルから車で15分ほどの戦場ケ原へ。

気温は4℃。

そして、偶然にもこの日はこと座流星群の見られる日だったそうで、せっかくなので、と、普段よりも長目にツアーを開催してくださいました。


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スマホ撮影ではなかなか伝わらないですね。

空一面に星が見えて、感動しました。

寒いけど、いつまでも飽きずに見ていられます。

 

娘は、実は星空を見に行く前にリッツで良かったと話していました。例え天気がわるくて星が見られなくても、ホテルだけで来て良かった。ありがとう。と。

娘の為に企画したけれど、息子も満足してくれていて、とても素直に楽しそうに過ごしていて、姉弟で喧嘩せずに仲良くしていました。

 

寒かったので、ツアーのお姉さんがホッカイロをくださったり、温かい紅茶を入れてくださったり、双眼鏡を貸してくださったり、心はぽかぽかでした。

お部屋に戻って、娘と私は再度温泉で体を温めました。

息子は、やはり大浴場はなんとなく嫌なのだそうで、お部屋のお風呂でした。

まぁ、温泉ではないけれど、バスソルトもあるし、アメニティもそろっていて広さも十分なのでお部屋で大満足なのでしょう。

 

 

翌朝は、お待ちかねの朝食タイム。


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インルームなのでこの景色を独り占めして、BGMにボサノヴァを流しながら美味しいご飯を食べられるって本当に最高です。


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これまでもインルームで食事をすることは多々ありましたが、今回が一番良かったと思います。

 

こんな素敵なお部屋なので、12時のチェックアウトぎりぎりまでお部屋でのんびり過ごし、その後、荷物を預けたままお散歩に行きました。

二荒山神社中宮祠は、ホテルから徒歩12-13分くらいのパワースポット。


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人が少なく、あまりパワースポット感はありませんでしたが、お天気が良く写真もきれいに撮影できました。

 

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幸福の杜でカワラ割もしました。

イヤなものをカワラに書いて投げて割る。

イヤなもの、落ちますように・・・。

 

 

中宮祠から階段を下りる、この杉の間に鳥居と中禅寺湖が見えるの、いいですよね~。

 

そこから、さらに歩いてホテルを過ぎて今度は日光山中禅寺の立木観音へ。

距離はあるので、息子は疲れたとぼやいていましたが・・・。

立木観音は日光で最古の観音様なのだそうで、少々怖い印象でした。


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でもやっぱりこの景色は良いですね~。


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息子的には、ホテルと星空が良かったらしく、観光はあまり・・でしたが、それでも付き合ってくれて一緒に過ごしてくれたので、感謝です。

最後にホテルに戻って荷物を受け取って、バス停に向かおうとしたら、徒歩5分くらいの場所ですが、荷物があるのでとホテルの車でお送りいただいて、旅の安全を祈願して鐘を鳴らしてくれました。

最後の最後まで、リッツのサービスには本当に感動します。

女性一人で子供二人連れの普通の身なりの旅行客ですから、そんなにお金を落とす客層ではないのはわかると思うのですが、それでもきちんと対応してくださるのは、本当にありがたいし、また来たいと次につながります。

 

 

この旅でだいぶ贅沢しちゃったので、GWは質素に勤勉に過ごします。

 

 

宿泊を伴う学校行事☆思春期のお風呂問題

キレイに一日おき登校の息子ですが、今息子の心を重くしているのは、来月に控えた宿泊行事。

 

行きたくないのですって・・・。

理由は「行ってもつまらないと思う」「班のメンバーがいや」と答えが返ってきましたが、どうもそれが主な理由ではなさそうな印象でした。我慢しようと思えばできる、的な・・。

 

 

知り合いに相談してみたら「まぁ色々理由はあるだろうけど、思春期の男子にとって、みんなでお風呂に入るのは苦痛かも」と。

もともと息子は昔からプールの更衣室や温泉が好きではなく、プールもホテルの部屋で着替えられるところ、温泉もお部屋に温泉があるところを選んできました。

プール自体や温泉がイヤというよりも、不特定多数の人と着替えたり裸になったりすることがイヤなようで、部屋に温泉があれば、何度も入りますし、プールも楽しそうに遊びます。

 

最初からそのような感情があるうえに、さらに思春期という身体の成長期であり、人と比べがちな時期。それは、気が重いでしょうね・・・・。

そしてさらに、そのような思いを抱えていても相談できるものではないことが一番大きい気がします。

息子のそもそもの思いは「なんとなく嫌なんだ」というものであり、さらに体の成長が遅いことを気にしていることは、友達にも親にも先生にも相談できることではないでしょう。

 

今の世の中、多様化で制服のジェンダーレスなどと大体的に行っていますが、実際に宿泊を伴う学校行事ともなると、30年前と何一つ変わっていない気がします。

性同一性障害の子や身体にあざや傷がある子にとって、大浴場に入るのは苦痛だと思うのです。かといって、色々な事情がある人だけお部屋のシャワーでいいとしたところで「あの子は特別な事情がある」と思われることも嫌なのだと思う。

身体的事情、心理的事情、思春期の思い、ADHD傾向の思い、コロナの不安、色々な思いを認めるために、大浴場での入浴を選択制にしてほしいなと思います。

 

だってね、集団でお風呂に入ることでどれだけの勉強になるの???

マナーとか、文化とか、学びがないとは言わないけど、思春期の多感な時期にやらなくても十分だと思うし、それを嫌がる気持ちがあることを受け入れること、そのような意識の子もいると認めることの方が大事だと思うのです。

世の中の制服の改革が悪いとは言わないけど、そのような目に見える改革だけミーハー的に行うのではなく、根本的な視点の改革を行わないと、多様化を認める事にはならないと思うのです。

 

というわけで、あと一月しかないし、今更 宿も、宿の設備も変更はできないのですが

、少なくとも、今後の変化に期待をかける意味でソーシャルワーカーさんと学校に対しお話をしようと思います。

もちろん、たとえそれがクリアになっても、息子が行けるとは限りません。

でも、集団でお風呂に入ることを苦痛に思う人もいる。というのは、息子に限ったことではないし、今の時代にそぐわないと思うので、教育に携わる人には古い慣習通りに行事を行うのではなく、考えてほしいと思うのです。