吾唯足知☆シングルママの小さな幸せ☆

40歳で人生の転機を迎えたゆってぃの日々の出来事と心の成長の記録です

宿泊行事のその後

息子氏、宿泊行事に参加してきました!

正直、良かったぁ~~~!の気持ちは大きかったのですが。

息子としては「もうやだ、行きたくない。来年の修学旅行はいかない」らしいし、宿泊行事終了後は欠席続きなので複雑な思いです。。。

 

本人が行くことを決めた大きな理由は宿泊部屋のメンバー割。

部屋割は子供たちで決めるらしいのですが、先生から「行けない、行きたくない思いを抱えている人の事も考えて決めてください」というお話があったそうで、息子に対しものすごい配慮された部屋割だったのだそう。

「自分の為にこんな部屋割にしてくれたら、行かないなんてできないよ」と自ら判断しました。

 

帰ってから、先生に伺いましたが、

不貞腐れたり、一人別行動をすることはまったくなく、かなり頑張っていました。

他の子たちも帰りはぐったりするくらい疲れていたので、うちの息子としては普通に過ごすこと=多大な頑張りだったみたいです。

班行動の班がイヤだと言っていましたが、その班の中にとても気遣ってくれる男の子がいるそうで、何かと息子を呼び込んでくれているのだそう。わりと、自分への気遣いに対して答えたい思いのある息子なので、ちょっと頑張りすぎたかな・・・。

 

また、宿泊のお風呂問題ですが、

娘は「時間と広さが合わないことがイヤ」と。

入浴時間30分で40人が入るため、シャワーまち。体を洗わないとなんとなく湯船に入れない同調圧力

あと、好きな友達となら全然いいけど、普通のクラスメートや、ひとりだけいる陰口ばかりいう子と一緒なのはイヤ。なのだそう。

でも、最初から決められていることだから、いやでも意見できるものだと思っていないと。

 

そして実際に、宗教上の問題や身体的な問題などで大浴場に入れない子たちもいることはいて、その子たちは「特別な事情がある生徒」として、個別にお部屋のお風呂を使うのだそう。

 

それは、娘の話なので、学校にいらしているソーシャルワーカーさんに聞いてみました。宗教上の問題、身体的問題、精神的問題などで、宿泊行事の大浴場での入浴がイヤだ、それがあるから宿泊行事に参加しない。という問題はないのか?と。

基本的には、娘と同じ子が多いみたいで・・・「イヤだ、けど、従わなきゃいけないから、行く」。そして、確かにそれが理由で行きたくない、という相談も受けたことはある。

 

もちろん、イヤなことをやらなくていいという教育をしてほしいわけではなく、

入浴というセンシティブなものに関しては、先生方からの一方的な取り決めではなくてもう少し子供たちの思春期の心や身体、個々の事情に寄り添っても良いのではないか?と。

 

すると、ソーシャルワーカーさんから、学校に聞いてみます。

とのことで、その後先生から電話をもらいました。

「おっしゃることは、本当にごもっともです」と。

「ただ、区の方からこの宿を使用するように決められていることと、すでにお部屋も(シャワーがない大部屋で)決まっているので、今年は変更できないので、来年の宿泊からはそのような事を考慮します」「なので、今年も例年通り、特別な事情がある生徒は、申し出てもらってシャワーのあるお部屋を使ってもらいます」と。

 

学校、というか、担任の先生としては精一杯のことだと思います。

が、気になったのは「区から宿が指定されている」点。

補助が出るから仕方ないとは思うけれど、この点に宿が改善しない理由があると思うのですけどね・・・。

 

そんなわけで、息子の宿泊行事は参加できましたが、帰宅後欠席続きなので、本当に参加したことが良かったのか・・・。親として期待したのは、宿泊行事を通じて友達と仲良くなれればそれをきっかけに学校に行くかも、と思ったのですが、そんなことはないようで・・・。なかなか難しい。

 

今、これを書いていて思いましたが、

この週末、娘が修学旅行だったので息子と二人きりだったのですが、とても順調に生活できていて・・・でもまぁ、甘えすぎだったのですが、そうしないと充電できないのかも、ですね。Netflixを見るのも一緒にと言ってきたり、1日目は同じ布団で寝てみたり、ホームセンターでほしいものがあると手を引いて行ったり・・。逆に甘えというよりも優しさなのか、自転車でサイクリングしていて、こっちの自転車の方が漕ぎやすいからと変わってくれたり、ご飯の後に手伝いを申し出てくれたり。

甘えもやさしさも、頑張りの裏返しなのかも。


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