吾唯足知☆シングルママの小さな幸せ☆

40歳で人生の転機を迎えたゆってぃの日々の出来事と心の成長の記録です

まさかの一時保護・・・

2024年最初の記事が、この内容・・・

急な展開で、なかなか落ち着かない。

 

まず、昨年の秋からの息子の様子は、

学校は行ったり行かなかったりですが、塾は頑張っており、英検も次の級を受けることに前向き。学校の定期テストも受ける状態でした。

・・でも、11月くらいから、だんだんと前向きな姿勢が崩れてはいて、たまに無気力になっていました。

それでも、そこまでの大きな問題はあまりなく、法事やクリスマスやお正月も無事に過ごし、新学期入ってすぐは、英検も受けました。

 

たぶん、諸々考えると・・・・

これまでずっと、息子優先だったのですが、娘が受験生となり、10月後半からは学校や塾の面談、模試や検定の送迎、個別相談会、学校への提出資料、出願・・と、私の時間が取られ、話も受験の話題が多くなって、息子としては疎外感や寂しさを感じたのかな。塾でも、受験生優先だったり、空気感がピリピリしていたり、というのはあると思う。

 

そんなこんなで、ある日、急に不満が爆発したのか、暴れたのです。

といっても、本人的には壁を殴っただけで壊してない。と思ったのでしょう。

そんなに大事ではないのですが、壁を殴らない、けらない。という約束を守らなかったので、警察に通報。その後、そのまま児童相談所の一時保護に行くことになりました。

 

これまで、息子の対応で行き詰ったときに何度も悩んだ児相の一時保護。

もともと息子の問題行動の大きなものは、私への甘えなので、親子間で少し距離を置く事が有効だとは思っていたけれど、警察や病院の医師とも相談し、

「一時保護って預かり施設なわけではないから、家に戻したいと思ってもできない」「非行で保護されている子もいるから、一時保護で接点ができてしまうかも」

「子供の気持ちとして親に見捨てられたと思うと、修復できない溝ができてしまうかも」

「集団生活、かつ、トラブルを抱えた子供たちなので細かいルールが多い」

等々、リスクもあるので、一時保護に連れて行ってもらう場合は、親としても覚悟が必要で、最終的に「子供を手放せない」と思って、警察から家に戻していました。

 

今回は、娘の受験までの1ヵ月は、娘に負担をかけたくない。

という事と、警察の方が家に来てくれた時、すでに暴れてはいなかったものの、警察が何を言おうとイヤホンを外さず、端末に向けた目を離さない。という反省の気持ちがない態度と、何回かの経験則から「脅しなだけ」と甘い認識だった様子なので、私も決断をしました。

 

警察からそのまま児童相談所にいくので、着の身着のままです。

私物は何も持っていけません。

スマホ、持ってたけど、多分警察車両の中で電源は切って預けてあるのでしょう。

 

最初は心配で心配で仕方がなかったけど、保護所での息子の様子は児童相談所の担当の福祉士さんから伺うことができて、電話のたびに、いつもの息子に戻っているのが分かって、安心とともに、改善するのかな?と疑わしい気持ちも少し芽生えました。

児童相談所の一時保護施設って、なかなか情報がないので、親としては不安でしかないけれど。今回の親としての目線から、そんなに悪くないと思いました。

 

まず、児童相談所の施設ではあるのですが、場所は非公開です。

都内に何カ所かあるようですが、どのあたりなのかも何人いるかとかも教えてはもらえません。面会は退所する前にはできるみたいですが、会いたいからと会えるわけではありません。電話もできません。手紙は可能ですが、中身はチェックされます。

私物の持ち込みはできません。生活用品から下着、衣類もすべて支給、貸与です。

息子の希望で、眼鏡と学習教材、常時服用している薬は差し入れ可能でした。

最初の数日は個室でしたが、その後は4人部屋だそうですが、基本的には個人情報(フルネームや住所や学校名)を話してはいけない。とのことで、会話禁止ではないけれど、おしゃべりはあまりできないみたいです。

漫画、オセロ、将棋、テレビ等はあるそうです。

お風呂も交代で入るので、待ち時間があったりもする。

学習時間や運動の時間はあるけれどわりと短く、睡眠時間が10時間もある。

入所期間は2か月。これは厚労省で決められているので、状況によって早くなったりはあっても、基本的には2か月入るものと思われます。

 

最初、ネットで調べたことは大体合っていましたし、担当の福祉士さんから伺ったイメージが完全に「刑務所」でした。手紙もチェックされる、とか、下着や歯ブラシも支給とか・・・。

私は、これまで2年間お世話になっている福祉士さんと心理士さんがいてくださっているので、最初からその方に信頼してすべてをお願いできるけれど、接点がなかったら、児童相談所の方がどんな人柄かわからず、不安感があったかもしれません。

でも、条件を見ると「刑務所」みたいな印象であっても、施設担当者の方は非行や虐待被害や発達障害等のトラブルを抱えた子供たちをたくさんみてきているので、対応には慣れているので、正直、学校の先生よりも安心してお任せできるのではないかと思います。

 

入所して約2週間の息子の意見は、保護所の生活に慣れてきた。集団生活は思ったよりも良い。食事は美味しくはないけど(家のご飯の方がいいけど)大丈夫。勉強時間が短くて学校よりも良いけど、学習に偏りが出そうで不安。

 

とのことで、それなりにちゃんと過ごしている様子。

お手紙を出すことはできるので、この2か月の間に自分の事を振り返ってもらい、前向きに考えるように伝えました。

そして、勉強時間の短さと偏りを気にしているようなので、塾のテキストと、ちょうどよいタイミングなので、学校に通わない間に、理科社会の中学校総まとめテキストをやってもらおうかと差し入れしました。