息子の担任と学年主任の先生との面談に行ってきました。
担任の先生としては、前回ブログの理由1のけがを重く受け止めたこと、と、1-4の出来事を「その度に指導をしているけど改善しないので、今後どうしたら良いか?」ということで、親子共に面談を実施したようです。
まず怪我については、申し訳ない気持ちはある。
が、目の角膜に傷がつく、というのは、よくあることでゴミが入っても傷が付くわけで、あまり大きな怪我ではなく、それがきっかけで眼病になることはあるから目薬等を処方されるのだと思うのですが。。。
お友達へのちょっかいが行きすぎたり、破壊してしまうのは少々行きすぎた行為で、それについても申し訳なく思う。
ただ、1-4の理由については、すべて別の理由があり、「指導したのに、また同じことをした」ということではないことをお話ししました。
もちろん、ちょっかいや物を壊すことを良しとはしませんが、彼がそうしてしまったときにどう対応するのかも、子供たち同士のやりとりで見守りたい思いがあるということもお話ししました。
私の話を担任の先生も学年主任もきちんと受け止めてくださり、
・確かに理由2の子のことで指導した後は、その子にはやってない。
・理由3の子に関しては、やられた本人も「やめてほしい」という意思表示はしていない。
・理由4の子は、本人が本当に困ってるとか嫌がってるという感じではないけれど、人の物を壊すという行為に対しては指導しました。
そして、理由1の子。
怪我につながってしまって、学校の責任もあると考えたのだと思うのですが、そもそもきっかけを作ったのも、手を出したのも先方なので、息子に人に手を上げないこと、と約束させても根本的な解決にはならないのではないか?とお話ししました。
5年生の時に実際にあったケースですが、うちの息子は人と違うことをしてみたり、普通の使い方ではない使い方をしてみたり、周りの子供たちからみると少々不思議な興味の対象になってしまうようです。
そこに、興味を持ちながらも自分ではそうできない子供が息子に対し批判したり、言いつけたり、少しでも目立つところを打ち砕こうとしたりした結果、けんかになり、やられたからやり返すと事態が大きくなっている。
理由1の子がどうかはわかりませんが、息子以外から聞く話を総合して考えると、そういうケースなのかな、と想像しています。
と、お話ししたところ「そんな感じがあります。なぜ、○くん(息子)にそんなにひっかかるの?と思うことがあります」と。
こうやってお話ししてみると、
同じに見えていた景色がそれぞれ違うものであることや、息子の特性と他の子供たちの特性の違いであり、息子が問題児だから起こったことではないことがわかってもらえました。
息子の問題は、お友達トラブルよりも、
精神的負荷がかかったときに睡眠で回復していくので、朝の登校が心配なこと。
少し歯車が噛み合わなくなると、心を閉ざして話をしなくなってしまうこと。
感情コントロールが苦手であること。
他動傾向があるため、時折落ち着きがないことがあったり、いろんなものに手を出してしまうこと。
そういった面になります。
1時間くらいの面談なので、すべてを話しきれませんでしたが、今後に関しては、問題行動のある場合、本人に指導をしますが、家庭と学校で何かあれば連絡を取り合う形で協力して成長を助けていきましょう。ということになりました。
発達障害かもしれないし、そうではないかもしれない。
普通の指導、教育を望んでいるけれども、普通からはみ出てしまう部分がでてしまうかもしれない。
今回「今の学校教育ではできない」という結論ではなく、「家庭と学校で協力していきましょう」と言ってくださったので、なんとか、このまま3年間を過ごしてほしいと思います。