吾唯足知☆シングルママの小さな幸せ☆

40歳で人生の転機を迎えたゆってぃの日々の出来事と心の成長の記録です

星空を見に行くat奥日光

GWを間近に控えた週末、奥日光旅行に行きました。

 

今年度娘が受験生なので、受験がんばれ!として娘の大好きな星空を見に連れていってあげたかったのです。

 

3月の新月近くの週末はお彼岸が近く実家に。

5月の新月近くの週末は学校行事。

6月は梅雨。

星は寒い方がきれいに見える。

 

という諸々の理由でこの4月の新月近い週末に予定しました。

 

場所の候補に上がったのは3つ。

1.長野県阿智村

2.沖縄県離島

3.奥日光

 

阿智村は良かったのですが満足のいくお宿だとなかなか空きがなく、妥協した宿だと万が一天候が悪かったら残念どころではなく後悔してしまう。

沖縄離島は1泊2日では結構厳しい。

その点、奥日光には20年にオープンしたばかりのリッツ・カールトン日光があり、さらにはアクティビティに星空観察ツアーがあったのです!

 

星空も見られる、温泉にも入れる、高級ホテルのサービスも受けられる。と最高の選択です。

万が一天気が悪くても、ホテル内で居心地良く過ごせるのが一番!

 

東京から電車で1時間半程、そこからバスで40分程の道のりです。ちょうどお昼の電車にして車中でのお弁当というのも旅っぽくて良い♪

 


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あ、私はビールとやきとりっていう。。。ね。

特急リバティけごんだったのですが、途中で日光行きと会津行きの連結の切り離しがあって、なかなか見る機会がないので、とても新鮮!


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東武日光駅は、やはり観光地。

お土産屋さんがいくつもあり、時間潰しによったはちみつ屋さんでアイスを♪


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私たちの目的地はいろは坂を登った中禅寺湖なのですが、東照宮に行くバスは混んでいて次のバスに、なんてアナウンスされていましたが、奥日光に行くバスはがらがら。。。

紅葉の時期でなければ、なかなか足を伸ばさないのでしょうか。

 

天気がよく、まったく混雑していないので、バスの乗車時間は苦にならず、「いろはに...」とカーブの数を数えながら楽しみながらの道中でした。

いろは坂のカーブ、あれ?「ね」くらいまでしかない??と思ったら、帰りに気付きましたが、下りのカーブに続いているのですね。最後は「ん」で終わる48カーブなんです。


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バス停は「リッツ・カールトン前」で、本当に目の前に停まります。車のないうちにとっては、本当にありがたい。

宿の送迎バスがあってほしいところだけれど、ピーク時のいろは坂は40分の道のりが2時間半もかかってしまうそうで、環境問題的にも渋滞を減らすためにも、送迎ではなく公共機関がよいのでしょう。


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チェックインには早い到着でしたが、エントランスで名前を伝えるとスムーズにライブラリーに案内してくださり、栃木の柚子を使った柚子ソーダとリンゴジュースのウェルカムドリンクをいただきました。

 

そのまま、中禅寺湖を眺められるスペースでチェックイン手続きをしてくださり、その日の食事予約、アクティビティ予約、翌日の朝食の確認がありました。

朝食はお部屋からの眺めが素晴らしい点と、家族の顔ぶれからもインルームをおすすめいただきました。少々息子に不安があったので、インルームで良かったのですが、のちにこれがまた最高の選択だったと思いました。

 

お部屋の準備が整うまでゆっくりおくつろぎください。とのことで、ライブラリー、ラウンジと居心地は良いので中禅寺湖を眺めながらまったりするのも良いかな、とも思ったのですが、せっかくここまで来たので、華厳の滝に行ってみました。

 


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華厳の滝は私自身は、たぶん4回目くらいだと思うけれど。。。

滝っていいですよね。空気が澄んでいる。

風が冷たく強くて、寒かったけど、お天気はよくて気持ちよかったです。

観瀑台は少し離れたところからと、エレベーターに乗って正面から見る場所がありますが、どちらから見ても、なんとなく水量が少なかったような・・・。

水量が多いとすごい迫力だろうなと。

 

帰りはお土産を見ながら、中禅寺湖まで行ってからホテルに戻ってきました。

お土産はねぇ。。。。男子小中学生あるあるの「木刀買いたい」と二人とも言い出しまして。。。。

わりと真剣に止めましたが、見ていて思ったのは、お土産に良いものがないんですね。

「○○織で作ったキーリング」とか「○○焼きのおしゃれなコーヒーカップ」とか、伝統的なもので作った素敵なものを求めるけれど、ザ定番の物しかなく、思い出に残るものがあまりないので、木刀にはしっちゃうんだろうなぁ。

来月の修学旅行と宿泊研修が不安・・・。

 

そして、お部屋がね、今回、本当に最高に良かった!!!

 

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バルコニーから正面に中禅寺湖

 

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右側に男体山


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広いリビングスペースと、縁側テラス

写真左側がお部屋のエントランスですが、段差がなく、広さもあり、インルーム用のワゴンが余裕でおけます。

ホテルと旅館の良いところをミックスしていて、エントランスで靴を脱いでスリッパに履き替えるのですが、リビングに入らずにクローゼットにつながる動線もあります。

 

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感動したのは、デイベッドの縁側テラススペースとシャワールーム、その前の洗面スペースが床暖になっていたこと。しかも季節で自動的になっているみたいで、スイッチなんて見当たらないけれど、ほのかに暖かい程度でとても快適なこと。

そして、クローゼットとトイレがふたつあったこと。

そして、日光のリッツは初めてだったのに、わがままをきいてくださったこと。

 

館内も一部レストラン以外は浴衣と下駄で過ごせるそうです。

(ただし、浴衣は白地であり生地が薄く透けてしまうので、実際には温泉に行くときとお部屋でしか着ませんでしたが)


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沖縄のリッツと同様にスパ棟は別になっていて外回廊を通るのですが、寒いけれど、良い雰囲気。

 

大浴場は、露天が天然の温泉で内湯が加水なのだそう。露天は硫黄が強く、私と娘は少ししか入れませんでした。が、それでも、身体にしっかりと硫黄の残り香がつきました。

かなり良い泉質なのでしょうけれど、私たち家族にとっては下田の温泉のほうがあっているみたいです。

 

今回、星空ツアーが'20時からでしたので、早めの17時からレイクハウスに食事の予約を入れていました。

3人とも少食の私たちはコースは食べきれないので、アラカルトで。


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レイクハウスも、外回廊を渡って行きます。

いつもは面倒に感じる移動も、雰囲気がいいと億劫にならないですね。

リッツに着いた時から思いましたが、結構宿泊客はいます。が、チェックインもレストランも、お風呂の中も、そしてエレベーターも、他の方との距離がとても程良く空いていて、他者がまったく気にならないです。

エレベーターで他の方と乗り合わせることはなかったし、スパの回廊ですれ違うのも一組程度。レイクハウスへの回廊は行きも帰りも誰とも会わず、むしろスタッフがいらっしゃって扉を開けてくれました。

唯一、人との距離が近いと感じたのは温泉のロッカールームくらいです。

 

この「人と会わない」「他者との距離がある」ということが移動が億劫にならない理由だろうな、と思います。

 


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お料理はどれも美味しかったです♪

 

でも、なによりも素敵だったのは、夕暮れ。

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多分、お部屋からも素敵な眺めだったのかなと思いますが、食事を頂きながら雄大な山と湖に沈んでいく夕日を眺められるのは。。。最高です。これ、きっとプロポーズの場所としてものすっごい最高でしょう!!

 

まぁ、離婚してしまった私には、今さら夢のようなプロポーズも、夢のような結婚生活もないし、望むこともないのですが、男性の方にはぜひ彼女にやってあげてほしいと思ってしまう。

 

さてさて、食後は一度部屋に戻りお腹を休めていると、空にはきれいな三日月が。


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この空なら、星も見えるかな、と、がっつりと厚着をして、いざ出発!!

ホテルから車で15分ほどの戦場ケ原へ。

気温は4℃。

そして、偶然にもこの日はこと座流星群の見られる日だったそうで、せっかくなので、と、普段よりも長目にツアーを開催してくださいました。


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スマホ撮影ではなかなか伝わらないですね。

空一面に星が見えて、感動しました。

寒いけど、いつまでも飽きずに見ていられます。

 

娘は、実は星空を見に行く前にリッツで良かったと話していました。例え天気がわるくて星が見られなくても、ホテルだけで来て良かった。ありがとう。と。

娘の為に企画したけれど、息子も満足してくれていて、とても素直に楽しそうに過ごしていて、姉弟で喧嘩せずに仲良くしていました。

 

寒かったので、ツアーのお姉さんがホッカイロをくださったり、温かい紅茶を入れてくださったり、双眼鏡を貸してくださったり、心はぽかぽかでした。

お部屋に戻って、娘と私は再度温泉で体を温めました。

息子は、やはり大浴場はなんとなく嫌なのだそうで、お部屋のお風呂でした。

まぁ、温泉ではないけれど、バスソルトもあるし、アメニティもそろっていて広さも十分なのでお部屋で大満足なのでしょう。

 

 

翌朝は、お待ちかねの朝食タイム。


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インルームなのでこの景色を独り占めして、BGMにボサノヴァを流しながら美味しいご飯を食べられるって本当に最高です。


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これまでもインルームで食事をすることは多々ありましたが、今回が一番良かったと思います。

 

こんな素敵なお部屋なので、12時のチェックアウトぎりぎりまでお部屋でのんびり過ごし、その後、荷物を預けたままお散歩に行きました。

二荒山神社中宮祠は、ホテルから徒歩12-13分くらいのパワースポット。


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人が少なく、あまりパワースポット感はありませんでしたが、お天気が良く写真もきれいに撮影できました。

 

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幸福の杜でカワラ割もしました。

イヤなものをカワラに書いて投げて割る。

イヤなもの、落ちますように・・・。

 

 

中宮祠から階段を下りる、この杉の間に鳥居と中禅寺湖が見えるの、いいですよね~。

 

そこから、さらに歩いてホテルを過ぎて今度は日光山中禅寺の立木観音へ。

距離はあるので、息子は疲れたとぼやいていましたが・・・。

立木観音は日光で最古の観音様なのだそうで、少々怖い印象でした。


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でもやっぱりこの景色は良いですね~。


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息子的には、ホテルと星空が良かったらしく、観光はあまり・・でしたが、それでも付き合ってくれて一緒に過ごしてくれたので、感謝です。

最後にホテルに戻って荷物を受け取って、バス停に向かおうとしたら、徒歩5分くらいの場所ですが、荷物があるのでとホテルの車でお送りいただいて、旅の安全を祈願して鐘を鳴らしてくれました。

最後の最後まで、リッツのサービスには本当に感動します。

女性一人で子供二人連れの普通の身なりの旅行客ですから、そんなにお金を落とす客層ではないのはわかると思うのですが、それでもきちんと対応してくださるのは、本当にありがたいし、また来たいと次につながります。

 

 

この旅でだいぶ贅沢しちゃったので、GWは質素に勤勉に過ごします。