吾唯足知☆シングルママの小さな幸せ☆

40歳で人生の転機を迎えたゆってぃの日々の出来事と心の成長の記録です

三世代旅行☆郡上八幡

6月の始めに、母から電話がありました。

 

そろそろコロナの行動制限を気にせずに旅行に行けそうだし、7月の連休に旅行に行こうと思う。と。

70歳を越えており、障害者手帳も持っている母なのでまさかひとりで行こうとしているとは思っていなかったので、賛成していて、それならば実家に帰れないから東京で何か予定を企画しようかなぁ~と考えていたのですが。。。

 

6月の半ばに進捗を聞いたら、ひとりで行くのだけど、旅行会社にきいてみないとホテルも乗り替えもわからない、と。

かなりびっくりして心配になり、一緒に行くことにしました。何せ母は電車がまったくわからない人なので。。。でも、母のペースに合わないであろう息子を連れていくと色々大変なので、息子は知り合いに任せることに。

旅行会社に行く前日であったので、予約するなら私と娘の3人で予約してもらって構わないよ。と。

 

今時、ホテルも新幹線もネットで見てWEB予約ができ、観光情報も調べられるのに旅行会社に任せてしまうのね。。。

と、少々不安を感じていたら。。。

数日後予約したよと、新幹線のチケットが送られてきたのですが、10時に東京発で、目的地着が15時。帰りは交通手段から逆算すると、9時50分に現地を出る予定になっていました。

 

ほら、もう。。。。。

確かに町の散策は1時間程度あればなんとかなるけど、せっかくなら現地をもっとゆっくり出発でよいじゃないか、とか、ホテルはもう少し選べたのじゃないか、とか。。。

まぁ、色々と思うことはあるけど、母の希望を優先してお付き合いすることにしました。


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行き先は岐阜県郡上八幡

昔、父と母と姉と私で車で飛騨高山に行った際に、母としてはこちらまで足を伸ばしたかったらしいのですが、父の運転の負担とスケジュール的に断念したのだそう。

雲海に浮かぶ郡上八幡城は天空の城と呼ばれているのだそう。そして、未だに古い町並みや水路の残る趣のある町で、郡上躍りが有名なのだそう。

 

私は今回、母の希望を叶えるために調べましたが、確かに旅行のメインには物足りないけど、旅好きには心擽る感じじゃないかな。と思う雰囲気でした。

 

が、折しも大雨。。。。

八幡駅に着いたら、タクシーがいるから、タクシーの運転手さんに1時間の観光と伝えたらいいと、母は聞いたというのですが、ちょっと違うんじゃないかなぁ。。。とは思いながらも駅に観光案内所があるみたいだったので、タクシーも予約はしませんでしたが。。。。


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降り立った駅は無人駅。とても雰囲気は良いです♪

が、もちろん、タクシーが待っているような駅ではなく、駅カフェ&観光案内所になっているお店でタクシーを呼んでもらいました。

 

このお店の方も、タクシーの運転手さんも、ホテルの方も、観光客のひとりひとりにきちんと接してくださる方で、素晴らしい観光地というよりも素朴で温もりの感じられる田舎という印象でした。

 

まず、向かったのは慈恩禅寺。

荎草園というお庭が有名なお寺。


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かなり雨が降っていましたが、それもまた趣のある感じでした。本当はゆっくりと落ち着いて雨音を聴きながら見ていたいところですが、タクシーを待たせていることを気にしてしまっている母は落ち着かない様子。


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タクシーはね、待っていればその分お金になるんだから大丈夫。見たかった場所なら、気にしないでちゃんと見よう、と声をかけるも、人の話しは耳に入らない母。

でも、三世代で写真が撮れるのは嬉しい♪

離れて暮らす祖母と孫って、あと何回会えるのだろう?と思うと写真を残したくなりますね。

 

その後は、郡上八幡城へ。

再建された山城ですが、少し離れた展望台や峠から見ると、雲海に囲まれて、浮かんでいるように見えるので、天空の城と呼ばれているようです。

 

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でも、お城から見渡す市内が絶景!!

雨だし、写真が下手すぎて伝わらないけど。。


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お城の見学の後は、雨がかなり激しくなってきたので、そのまま城下町の古い町並みを通ってもらい車窓から楽しみました。

少しだけ、やなか水のこみちだけ降りて見てみることに。


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うーん、良い雰囲気です。

そこまで雨がひどくなかったら、町並みを楽しみたかったところですが、母の負担も多くなるので、断念。

 

ちなみに、翌日は9時頃から晴れてきたので、ほんと、電車の予約時間をずらしたかった。(私たちは東京で終わりですが、母はそのあと地元まで帰るので発券済みのチケットを変更するのが大変なので。。)

 

ホテルは古いホテルですが、衛生的でしたし、温泉でしたし、フロントの方もちゃんと名前と顔を覚えてくださり、心地よく過ごせました。


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確かに私は旅行の際に選ばないであろうホテルですが、

立地やコロナの影響等考えると、精一杯頑張っているホテルなのではないかと思いますし、日帰り温泉もあるので、地元の方にも愛されてるのかなぁと思うホテルでした。

 

私は高級ホテルやリゾートや贅沢な旅館等が好きですが、5月の翡翠探しもそうですが、田舎で人柄に触れる旅もやっぱりいいなぁと思います。


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夕食は、少食3人組なので💦

だいぶ残しちゃいましたが。。

飛騨牛は美味しかったし、吉田川の鮎の塩焼きも、鰻ご飯も満足でした。

 

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朝食にほうば味噌が出たのも嬉しかった!!

 

翌朝は、ホテルの前から高速バスが出ていて、それに乗り岐阜駅まで行く予定でしたので、あまり時間の余裕はなかったのですが、ホテルから10分くらいのところに鍾乳洞があるというので、タクシーをお願いしました。

 

大滝鍾乳洞というのですが、これが結構良かったです!!


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まず、ケーブルカーに乗るのです!

ほんの数分だけなのですけどね、ワクワクします。

足の悪い母にはキツいのではないかと、無理させてしまうのではないかと、心配で不安で仕方なかったのですが、母は母なりに楽しんでいたようです。

 


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鍾乳洞の中に落差30メートルの滝があるのです。

すごいですよね。地底湖は何回か見たことがありますが、完全なる滝になっているのは初めてかな。

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この鍾乳洞を出たあたりから、外も晴れてきて。。

帰りのバス、電車の中からは青空を眺めていました。

行きの高速バスでは、雲海を見ることができたので、

雨だからこその景色だったのだと帰りに実感しました。

 

母との三世代旅行はあっという間に終わってしまって。。。次は京都に行きたいと言う母。

もし、次を企画するなら、母の希望を聞いて私が手配するから事前に言ってとお願いしておきました。

 

足の悪い母が孫たちのためではなく、自分が行きたいところに行けることをサポートしてあげるのが、たぶん今私にできる親孝行かなと、今回とても感じました。

 

6月には社員旅行にも行っていますし、子供たちと日帰りアスレチック旅にも行っていて。。。

なんだか今年は旅行に縁のある年みたいです。