吾唯足知☆シングルママの小さな幸せ☆

40歳で人生の転機を迎えたゆってぃの日々の出来事と心の成長の記録です

ダブルワークとワークライフマネジメント

先月から副業を始めました。

 

今の世の中、副業といえばネット関連や投資なのでしょうけれど。

私が副業を始めることにしたのは、心の面において人生を豊かに生きるため。

 

きっかけは私には接客業が合っていると思う、という例の彼の言葉でした。

 

もともと、高校生の頃から15年ほどを、喫茶店、ホテル、ファミレス、フレンチ、ハウスウェディング・・・と飲食・ホテル業界で接客業を天職と思って生きてきました。

出産後は体と心の負担と、収入の見合わない飲食業界に戻る気はさらさらなく、事務職でゆる~く仕事をするつもりでした。

 

もちろん、今の仕事になって、離婚もし、コロナ禍ということもあり、「ゆる~く」働くなんてできなくなったのですが・・・

今の仕事は、仕事上のルール規定を作ったり、契約書の確認を行ったり、経理業務であったり・・・まぁ、私にとっては「かなり重い」仕事です。

それはそれで、やりがいはあるし、議論することもキライではないのでいいのですが、例の彼の言葉で、「あ、私最近笑顔で働いていないな」って思ったんです。

 

息子が不登校であり、外に連れ出そうと思ってもなかなか前向きになってくれず、とはいえ、閉じこもってはいけないなと思い、学校にいる時間は職場に来てもらって、習い事や塾には職場から通ってもらう生活。朝から晩までほぼ一緒にいて、仕事では小難しい顔をしている。それがね、私の精神衛生上よくないな、と。

 

私が笑顔でいるために何ができるかを考えたら、ヨガとか旅行とかお酒とか、まぁお金がかかることだったので、お金をかけずに笑顔になれる方法が飲食業の仕事だったのでダブルワークではあるけれど、これもこれで「ワークライフマネジメント」だと思うのです。【ライフ】は何も趣味や余暇に特化したことではなく、それが仕事であっても「好きな事」であり、自分でコントロールしつつ人生を豊かに楽しんでいれば。

 

ちなみに、本業の職場は「副業は禁止」です。

職場の意見も分かります。副業をすることで本業に支障が出る事を何よりも懸念しています。副業の求人にブライダルのお手伝いというのがあって、とってもとっっても惹かれたのですが、これを始めたらきっと本業をやめてでもやりたくなるなと思って、やはりそこは一線を引きました。

今は住民税から副業がばれてしまうので、正直に相談し、許可をもらって始めました。

 

自分の言い分を通すわけではないのですが・・・

職場や仕事に対していい加減なことをしなければ、ある程度の許容をしても良いと思うし、社内ルールや職務規定も時代に合わせて見直すべきと思うし、そう思うから、相談して改善に向けて動くべきと思うのです。

これって、私が娘に言った言葉を自分で実行した形なんですよね。

 

娘は美術部に入っていますが、そもそも活動が少ないのと、コピックや油絵具等の画材もなくなったまま補充されないので家の方がそろってるし、ただ自分の絵を描くだけだし、つまらないと言っているので「つまらないなら改善するように動いたの?」と。

「現状を嘆いて愚痴るのなら、現状を改善するべく動く。それでもダメな時もいっぱいあるけど、動きもせずに文句は言わないこと。自分が楽しく快適でいられるようにするには、まずは動いてみる。そして、なんでそういう現状になっているのかを自分で確認すること。」

そういったものの、自分に当てはまる出来事がなかなかなくて、見本的にはなれなかったのですが、今回良い機会でした。少しでも学んでくれていたらいのですが・・。

 

ダブルワークなんて昔からよく聞くのですが、わりと副業を禁止している会社って多いのですね・・・。でも、副業を禁止するなら企業側が最低限の生活保障をするとか、歩合的な報酬があったり、違う部署への希望転属があったり経験出来たり・・・。

副業ができないなら、社内でフレキシブルに対応してほしいですね。